閑谷学校は、1670年に岡山藩主池田光政によって日本で初めて「庶民のための学校」として創設されました
私も紅葉の時期に数回行ったことがあるのですが、新緑の季節は初めて見ました
講堂は国宝に指定されていて、赤茶色の屋根瓦はすべて備前焼でできています
講堂の床はピカピカに磨き上げられ、350年も経っているようには思えません
ピンクの線で囲んでいるのが、楷(かい)の木です
1915年に中国山東省にある孔子の墓所から種を持ち帰り育てられたうちの二本だそうです
・・・というのも、閑谷学校では当時、儒学を中心に学んでいて孔子を祀る建物もあります
この楷の木は紅葉の時期になると、赤や黄色に色づいて多くの観光客が訪れる紅葉の名所
新緑の季節もなかなかきれいですね
紅葉シーズンは観光バスが何台も来て、第二駐車場ですら満車になることもあるほどですが、この時期だと人もまばらでおススメかも知れません